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火山性温泉と非火山性温泉

現在、世界には約1500の活火山があるといわれています。そのほとんどが環太平洋地帯を中心に分布し、日本には世界の活火山の約1割が集中している世界有数の火山国です。
現在日本には108つの活火山があると言われています。温泉はその恩恵とも言えるのですが、私たちの身の回りにある温泉の熱源がすべて火山によってもたらされている訳ではありません。
温泉には火山性温泉と呼ばれるものと、非火山性温泉(深層熱水型温泉)と呼ばれるものがあります。
 
 
●火山性温泉
火山性温泉とは文字通り火山の地下のマグマ溜まりを熱源として温められた温泉のことです。この火山性温泉はさらに分類することが出来ます。ここでは代表的な3つについてふれて見ましょう。
ちなみに、現在火山として活動していなくとも過去の活動の痕跡による火山性温泉もあります。

?火山ガス加熱型温泉・・・マグマの熱で熱せられてできた温泉のことです。代表的な泉質は酸性泉が挙げられます

?熱水希釈型温泉・・・マグマの熱により熱せられた水が、比較的浅い場所で地下水で薄められてできた温泉で代表的な泉質は塩化物泉が挙げられます。

?蒸気加熱型温泉・・・地下で蒸発や沸騰してできた蒸気によって温められた温泉のことで代表的な泉質は硫酸塩泉や.炭酸水素塩泉が挙げられます。


●非火山性温(深層熱水型温泉)
非火山性温泉とは火山性の熱源とは関係なく、地下にいけばいくほど地中の温度が上がる
ことにより温められた温泉を言います(地温勾配)。非火山性温泉はさらに細かく分類されますが、ここでは代表例を挙げてみます。

?深層地下水型温泉・・・地中に閉じ込められ雨水が、自然地熱により温められたものをいいます。成分の薄い温泉が多く、地質により変わります。

?化石海水型温泉・・・地中に閉じ込められた海水が自然地熱で温められたものをいいます。塩分濃度が高く有機成分が多いのも特徴です。

?割れ目系循環型温泉・・・比較的新しい雨水がゆっくりと地下深層部を流れ、地熱で温められたものです。成分は薄い温泉が多くなります。

非火山性温泉の中には通常の地温勾配では説明できない程高温な温泉もあり、さまざまな仮説が提唱されていますが、はっきりとした要因がわからないものもあります。
日本三古湯にあげられている兵庫県神戸市北区にある有馬温泉の熱源はいまだ解明されていない謎の多い温泉の一つとして有名です。

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